スイッチの場所を念頭に置く
気にも留めていなかった些細な点に足を引っ張られて、計画全体の見直しを迫られることがあります。大部分は上手くいっていたのに、些細な点がネックになって計画全体を再考するのであれば、むだな労力がかかります。
快適な住まいにしようと思って、自宅の模様替えをするときにも同じことが起こることがあります。
それはどういうことでしょうか。
模様替えは、基本的には今持っている家具や家電を移動することによって行います。
もともとあるアイテムをより上手に並べたり、置き場所を工夫したりすることで、快適な住まいを演出するのです。
このように模様替えの際には、かさばるアイテムに主に注意が向きがちです。
しかし、些細と思える点にも目を向ける必要があります。
たとえば、スイッチの場所の確認は思っている以上に重要です。
壁のスペース全てを上手に使いきろうと思うあまり、全ての壁にタンスなどを並べるレイアウトを考えることがあります。
全ての壁にぴったりと家具を置ければ見た目はすっきりするかもしれません。
しかし、忘れてならない点として、部屋の電気のスイッチも壁についていることが多いという点があります。
背が高いタンスの後ろにスイッチが隠れてしまうならば、そのお部屋の電気をつけたり消したりすることが出来ません。
それで、お部屋の模様替えをするときは、大きいものの位置を考えるだけではなくて、スイッチを隠してしまわない配置に出来ているかどうかも考えておく必要があります。